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築年数別!売れにくい家を売るコツとは?

コラム

牧原 聡美

筆者 牧原 聡美

素敵な物件が見つかるよう全力でサポートいたします。
何かご心配事やご不安なことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

中古住宅の売却を検討する際、「築年数」は重要なポイントとしてよく話題にあがります。

築年数が古い家は売れにくい……そんなイメージを持たれている方も少なくありません。


しかし、実際には築年数が経っている家でも、工夫次第でしっかりと売却につなげることが可能です。

本記事では、築年数ごとに異なる売却のコツを整理しながら、具体的な工夫のヒントをご紹介します。


10年未満:築浅でも油断は禁物

10年未満の住宅は比較的新しく、人気がある築浅物件に該当します。

とはいえ、売却時には「なぜ早期に手放すのか?」といった疑問を持たれることがあります。

特に購入後のトラブルを避けたいと考える若年層の買い手にとっては、売却理由が重要な判断材料となります。


そのため、転勤や家庭の事情といった前向きな理由を丁寧に説明することが大切です。

また、内覧時には照明を明るくし、整理整頓や掃除を徹底することで、物件の第一印象が良くなります。

さらに、築浅物件でも設備の使用感が目立つ場合には、部分的な交換やクリーニングを行うとより好印象です。

買い手が安心して購入できるかどうかは大切な判断軸です。 

「すぐに住める」「トラブルが少ない」と感じてもらえる工夫をすることで、スムーズな売却につながります。


1120年:水回りとリフォームがカギ

10年を超えると、設備や内装に使用感が出やすくなります。

特にキッチンや浴室、トイレなどの水回りは、買い手が重視するポイントの一つです。


リフォームを施している場合、「すぐに住める安心感」があるため、購入の後押しにつながりやすくなります。

部分的なリフォームでも、工事の内容を明記した資料やビフォーアフターの写真を用意すると、信頼感を高める効果があります。

最近では、リフォーム済みの物件を探しているというニーズも高まっており、実際に「水回りを刷新してから2週間で申し込みが入った」といった事例もあります。 

売却の時期に余裕がある方は、小規模でも価値ある改修を検討することをおすすめします。


2130年:修繕履歴と見せ方の工夫

この時期の物件は、建物自体の評価がやや低く見られがちです。

ただし、適切にメンテナンスがされていれば、魅力を十分に伝えることができます。


特に重要なのは価格設定の柔軟さと、過去の修繕履歴や点検記録などの開示です。

建物の状態を正確に伝えることで、買い手の不安を和らげることができ、「信頼できる売主」としての印象にもつながります。


例えば「10年前に屋根と外壁を塗装」「定期的にシロアリ点検を実施」といった具体的な記録があると、建物に対する安心感が生まれます。 

また、周辺にスーパーや医療機関、保育園・学校、公共施設などが揃っている場合は、日々の暮らしやすさを示す材料として有効です。

駅までのアクセスや交通の便も含めて、生活インフラの充実度を伝えることで、購入検討者の安心感につながります。


31年以上:土地活用の可能性を伝える

30年を超えると、建物の価値がほとんど評価されず、「古家付き土地」として見られることが一般的です。

この場合、建物よりも「土地そのものの魅力」を丁寧に伝えることがポイントとなります。


最寄駅までの距離、周辺の商業施設や教育機関、再開発の予定など、「その土地で暮らす価値」に焦点を当てると、購入検討者の関心を引きやすくなります。

解体や再建築に関する条件も、あらかじめ明示しておくとスムーズです。

また、「更地渡しにするか」「現況のまま引き渡すか」といった販売条件についても、早めに整理しておくことが成功への近道です。

固定資産税の負担、古家解体の補助金制度なども併せて調べておくと、買い手との交渉にも役立ちます。


売れにくい家を売るための共通ポイント

築年数にかかわらず、売却を成功させるためには次のような共通の工夫が有効です。


  1. ・適正価格の設定:近隣相場を踏まえ、現実的で納得感のある価格を設定する。
  2. ・情報の透明性:修繕歴、周辺環境、法的制約など、買い手が気になる情報を事前に共有する。
  3. ・ホームステージング:家具や照明の工夫で、居住イメージを高める演出を施す。
  4. ・販売戦略の多様化:不動産ポータルサイトに加え、SNSや動画、オンライン内覧なども活用する。
  5. ・地元業者との連携:地域密着の不動産会社と連携することで、地元の買い手層にアプローチしやすくなる。


■ 価格や条件の交渉で失敗しないために

売却活動のなかでは、購入希望者から価格交渉や条件面での相談を受けることがあります。
このとき、すぐに妥協するのではなく、相手の背景や意図を理解したうえで、冷静に対応することが大切です。
たとえば「他の物件と迷っている」と言われた際には、自分の物件の強みや維持管理の工夫などを改めて伝えることで、比較対象から優位に立てる可能性があります。

逆に強引な価格交渉に対しては、「現状の価格が市場相場に照らして適切である」と根拠を添えて対応すると、信頼感にもつながります。
誠実かつ柔軟な姿勢が、交渉成立への近道です。


■ 売却スケジュールを立てて余裕を持った対応を

不動産売却には、思った以上に時間がかかるケースもあります。

売り出し開始から契約・引き渡しまで、平均で3ヶ月〜6ヶ月程度を見込んでおくと安心です。


特に住み替えを予定している場合は、新居の入居時期との兼ね合いや、引っ越し費用、仮住まいの手配などを含めたスケジュール調整が欠かせません。

あらかじめ余裕を持って売却活動を始めることで、焦らず納得のいく取引を進めることができます。
また、不動産会社との間で販売活動の進捗を定期的に共有し、必要に応じて価格の見直しや販促方法の再検討を行うことも、成功へのポイントになります。



この記事では、築年数ごとの売却対策と共通のポイントを整理してきました。

どの物件も、情報の出し方・伝え方次第で大きく印象が変わります。


■最後に

築年数が経っている物件でも、適切な情報提供と見せ方の工夫次第で、十分に売却は可能です。

不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

私たちディスカバリサーチは、それぞれの物件にあった販売戦略をご提案し、納得のいく売却につなげられるよう丁寧にサポートいたします。

築年数にとらわれず、その家の価値を一緒に見つけていきましょう!!

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