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不動産の査定額はどう決まる?価格の決定要因をわかりやすく解説

コラム

牧原 聡美

筆者 牧原 聡美

素敵な物件が見つかるよう全力でサポートいたします。
何かご心配事やご不安なことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

家を売ろうと考えたとき、最初に気になるのが「査定額」ではないでしょうか。同じエリアで築年数や広さが近いにもかかわらず、「なぜあの家は高く売れたの?」「うちの家はなぜこんなに安いの?」と疑問を感じる方も多いはずです。実は、査定額の裏側には明確な決まりごと見るべきポイントが存在します。

この記事では、不動産査定の仕組みや、高く売れる家に共通する特徴、そして査定額を上げるためのちょっとした工夫まで、詳しくご紹介します。


不動産査定の基本的な仕組み
不動産の査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。

机上査定は、周辺相場や登記情報などをもとに簡易的に価格を算出する方法で、スピーディに概算を知りたい場合に適しています。一方、訪問査定は実際に担当者が物件を見に来て、室内外の状態や周辺環境まで詳しくチェックした上で査定額を出します。もちろん、実際の売却時

には訪問査定の結果をもとに価格が決まるケースがほとんどです。


査定時にチェックされるポイントとは?

訪問査定では、次のような点が重点的にチェックされます。


・建物の劣化状況(外壁のヒビ、屋根の傷み、雨漏りなど)

・室内の使用状況(壁や床の傷み、ニオイ、清潔感)
・日当たりや風通し、周囲の騒音などの住環境・リフォーム履歴や設備の状態(キッチンや浴室など)

・接道状況や土地の形状、隣地との距離感
・管理状態(マンションの場合)

これらは今すぐ直せるもの立地など変えられないものに分けられます。重要なのは、変えられない部分でマイナスがある場合は、変えられる部分でしっかりカバーする工夫が必要だということです。


高く売れる家の特徴とは?
不動産会社が高い査定を出す物件には、いくつかの共通点があります。

第一に、「第一印象が良い家」。外観や玄関がきれいで明るく、購入希望者が内見したときに「ここに住んでみたい」と思わせる力があることが大きなポイントです。
次に、「適度なメンテナンスがされている家」。築年数が多少経っていても、設備が清潔で機能していれば「大事に住まれてきた印象」を与え、好印象につながります。
また、「リフォーム済」や「ホームステージング実施済」といった物件も、見た目の印象が良いため査定額が上がる傾向があります。フォームの始まり

 

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査定額を上げるためのコツ
売却前に少しの手間をかけるだけで、査定額が上がる可能性があります。たとえば、

・不要な家具や荷物を処分して空間を広く見せる
・ハウスクリーニングで水回りや床をピカピカに
・カーテンや照明を変えて部屋の印象を明るくする
・外壁や玄関周りを簡易的に補修しておく

これらの工夫は数万円程度で実施できるものも多く、結果として数十万円単位の査定アップにつながることも。少ない費用で査定額アップが見込める費用対効果の高い施策と言えるでしょう。


査定額に影響する「見えない要素」とは?
見落とされがちですが、査定時に「心理的要因」が影響することもあります。

たとえば、過去に事故や事件があった「いわくつき物件」は、市場価値が大きく下がることがあります。また、近隣に嫌悪施設(ごみ処理場、風俗施設、大型道路など)がある場合も、査定にマイナス要素として反映されることがあります。周囲の空き家が多いエリアでは、「地域全体の資産価値が下がっている」と判断され、査定が伸び悩む可能性もあります。


査定の際にありがちな誤解とは?
査定に対して、以下のような誤解をしている方も多く見受けられます。

・「大手不動産会社の査定は高くて安心」

→実は、高く査定して専任媒介を取るためにサービス査定をするケースも。査定額の根拠を必ず確認しましょう。

・「築年数が古い物件はどうせ安い」

→リフォームや管理状態によっては評価が上がる可能性も。築30年以上でも1,000万円以上で成約する例も珍しくありません。

・「近所の家が○○円で売れたからうちも同じくらいだろう」

→土地の形状や建物の向き、設備のグレードなどで大きく差が出ます。感覚ではなく、根拠のある査定を重視しましょう。


査定依頼は「複数社」が基本!
不動産の査定は、1社だけで判断するのではなく、必ず複数の会社に依頼しましょう。同じ物件でも50万円~100万円以上の差が出ることもあります。査定を通じて「どの会社が信頼できるか」「どの営業担当がしっかり対応してくれるか」も見極める材料になります。査定は価格を知るためというより、信頼できるパートナーを探す手段と考えておきましょう。


査定後にやるべきこととは?
査定額を受け取ったら、それで終わりではありません。ここからが売却活動のスタートです。
まずは提示された査定額が妥当かどうか、周辺相場や売却事例と照らし合わせながら冷静に判断しましょう。
また、希望価格と査定価格に差がある場合は、そのギャップをどう埋めるかを営業担当者と相談し、価格戦略を立てていくことが大切です。


買主との価格交渉にも備えを
売却活動が始まり、買主が現れたとしても、最終的には「価格交渉」が待っています。
その際、「どこまでなら譲歩できるか」を事前に考えておくことが重要です。
また、内見時に良い印象を与えておくことで、買主の価格交渉の幅を狭めることも可能です。
不動産会社と連携しながら、柔軟かつ冷静に交渉を進めていきましょう。


売却成功のために今できること
これから売却を考えている方に向けて、今すぐ始められる準備を3つご紹介します。

  1. 家の中を見せる前提で見直す:内見者が自分の暮らしを想像しやすくなるよう、モノを減らし、明るく清潔な空間を意識しましょう。
  2. 無料査定を比較してみる:一括査定サイトを利用すれば、手軽に複数社から査定を受け取ることができます。短時間で相場感を掴めるので有効です。
  3. 売却のスケジュールを逆算する:住み替えやローン完済などがある場合は、早めの準備がカギです。

不動産の売却は、人生のなかでも大きな決断のひとつです。だからこそ、信頼できるパートナーを選ぶことが何より大切です。ディスカバリサーチでは、お客様一人ひとりに寄り添った最適な売却プランをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。

 

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